高橋聖士
演じるとは
2023.10.24
おはこんばんちわ
TAP SECOND所属の高橋聖士です。
ご無沙汰しております。
最近急に寒くなりましたが、皆様体調などは崩されておりませんでしょうか?
私は元気にやっております。
さて、最近演じるとは?ということをよく考えることが多くなりました。
役者と聞くと皆さんは、与えられたセリフを状況に合わせて言う仕事、というようなイメージを持っていらっしゃいませんか?
私はそう考えていた1人でした。
しかし役者とは与えられたセリフをそれっぽく言うだけではダメで、なぜそんな事を言うのか?この人はそもそもここに至るまでどんな人生を歩んできたのか?普段はどんな人なのか?という、私たちが普段生活していて当たり前にやっている事を考え、感じてセリフを言わないとただのアナウンスになってしまいます。
我々は会話をする時、必ず相手が初めて言ったことを聞いて一瞬で考え話しています。
台本があるとあらかじめ何を言われるか分かっているので、何も考えず与えられたセリフを順番通り言うだけの作業になってしまい、「演じる」られていないんです。
なので日常会話よりも高度なやり取りがお芝居の中には含まれています。
この高度なやり取りを習得すべく日々稽古に励んでいますが、いかんせん上手くいかないもんです。
ここが売れる役者と売れない役者の違いなだと思います。
私も見ていて面白い、上手いと思われるよう日々研鑽していこうと思います。
最後はこの間の撮影でいい富士山が撮れましたのでおすそ分けです。